沖縄の漁業について

沖縄県は黒潮に当たる160の島からなっていて、海底地形の特性や様々な要因から主にマグロなどの漁場が多く形成されています。


沖縄の漁業は、亜熱帯海域において、沿岸・沖合部では、パヤオ漁業を中心としたカツオ、マグロなどの「高度回遊性魚類」を対象とした沿岸まぐろはえ縄漁業、ひき縄漁業、そでいか旗流し漁業が行われています。


また、陸棚及び礁原域では、底魚一本釣漁業や潜水器使用による刺突漁業などが営まれていて、他県とは異なる漁業構造が形成されています。

・はえ縄漁業    幹縄に釣針をつけた多数の枝縄をつなぎ、横に長くのべて行う漁業

・ひき縄漁業    擬餌針をつけた釣糸を漁船によってひき回して行う漁業

・旗流し漁業    垂直に立てた幹縄に、擬餌針をつけた枝縄をつなぎ、それを旗等標識をつけた浮きによって海面からつるして行う漁業

・刺突漁業      もり等で突き刺して獲る漁業


資源管理型漁業

近年は、以前と比べてだいぶ魚介類の漁獲量が減少してきており、漁業者の生活もかなり厳しくなっています。


 そのため、海に生息する魚介類(魚、貝、カニ類等)の量(資源)を減らさないように、法令などで決められていること以外に漁業者自らが自主的に禁漁期間等の設置、放流事業等、魚の捕り方(漁業方法)についてルールを決めて、それを漁業者が守っていく漁業のことです。


 例えば、これから大人(親魚)になっていく小さな魚をどんどん採ってしまうと、親になる魚が減少し、卵を産む魚や卵から孵る魚の数が減ってしまい、魚がいなくなってしまいます。

そこで、
・魚をとらない場所(禁漁区域)
・魚をとらない期間(禁漁期間)
・とる魚の大きさ(サイズ制)
・魚をとる漁法(漁業方法)
・とっていい魚の量(数量制限)


についてルールを決めて、資源を減らさないよう大切に利用(管理)していくこと、「資源管理型漁業」を推進していくことが大切になってきます。
ですが、いくら漁業者だけが努力しても他の人が決められたルールを守らなければ、あまり効果がありません。