沖縄の魚たちその1
●グルクン(タカサゴ)
沖縄ではグルクンと呼ばれているタカサゴです。
大きさは30センチ前後で、唐揚げや煮付け、刺身などにして食べられます。独特の色合いに黄土色のはっきりとした縦筋があります。尾ビレの先端に黒い部分があります。
ニセタカサゴととても良く似ています。背びれの上の部分から2本目の筋は横の線よりも下を通っています。
タカサゴの側面の線は上から2本目の縦筋よりも上を通っています。
ニセタカサゴの側線は2本目の筋上に重なっています。タカサゴの仲間のタカサゴ科は国内の亜熱帯、温帯地域に10種類いると言われています。
沖縄一帯では代表的な食用魚として扱われますが、関東などではあまり評価は高くありません。値段も安いです。
新鮮なら刺身やたたきにすると美味しいです。一般的には唐揚げにするところが多いです。他には煮つけ、塩煮、フライなどにもします。
●ハリセンボン(アバサー)
ふぐ提灯で有名なハリセンボンは、実は高級な魚で、これを汁にしたアバサー汁は、1杯1,000円くらいします。
ハリセンボン科の魚は全世界の熱帯から温帯に広く分布し20種類もいるのだそうです。
中には70cmを超える大型のハリセンボンもいるらしく、あの棘には注意が必要です。フグのように敵に襲われると水や空気を吸い込んで体を大きく膨らませます。
ただ違いは、フグの歯は合計4本に対して、ハリセンボンは合計2本です。
また、フグには猛毒がありますがハリセンボンには毒はありません。
沖縄に住むアバサーも毒がないので食べても安心です。
沖縄の魚たちその1(続き)
●ミーバイ(ハタ)
沖縄近海で採れる高級魚・ミーバイ(ハタ)はミーバイ汁やイラブ汁として作られます。
ミーバイは沖縄近海魚で、最高の美味と評判の高級魚として知られています。
栄養面からもEPA・DHAが豊富で、ビタミン類のバランスも良く、人気も高いということです。刺身で頂くほかは、魚汁としてすべて搾り出します。イラブ汁は、 古くから最高級薬膳料理として珍獣されてきました。
イラブ(海ヘビ)の燻製をコンブ(昆布)と一緒に煮込みます。
イラブ自体はたんぱくな味ですが、それぞれの素材から出るエキスが溶け合って最高のクスムインとして、風邪や精力減退気味の方に愛用されています。